- Preface~序章~
- 2018~2021
- Oil on canvas
- 320x410
- Sometimes you have the beginning of an idea, but you donʼt quite have the ending. This is the first piece of a series, in which I painted new life into. Originally, I placed the head of a girl on a matchstick. And now, I can see the girl on fire, illuminating the city. I admire the simplicity of the match in contrast to the city lights. In an attempt to make our lives easier, weʼve made it so complex.
- 時々、アイディアのかけらが頭の中に浮かぶ。 それを形にしようと描き始めるが、物語の終わりが見つからない。 ずっと完結できずに眠っていた昔の作品に新たに筆を入れ、新しい 命を吹きかけようと思い、始めたシリーズものだ。 この絵は、もともとマッチ棒の先に顔を描き始めたのだけど、 その先がどうしても思いつかず。。 改めて絵の前に立ちじっと見つめてみると、 小さき力が大きなものたちを灯しているイメージが湧いた。 非現代的なマッチの匂いや温かみにはいつも惹きつけられる。 それと対照的な近代的な街の灯りは、少し無機質だ。 この失われていく温もりや、現実との温度差を描きたいと思い、 キャンバスに収めた。